ZZ-R1100(C)用フロントフォークの流用事例 ZX-10のフロントフォークをZZ-R1100(C)純正に流用して取付した事例を紹介します。 ZX-10のフォークをZZ-R1100(C)用に交換するとインナーチューブが 大径化され剛性が向上し、伸び側の減衰圧やプリロードの調整が可能となります。 また、フォーク以降のフロント部を全てZZ-R1100(C)用を流用することで 対向4POTのキャリパーによる制動力の向上や交換されることの多い ZX-10フロントホイールを合わせて交換できる等の利点があります。 ZZ-R1100(C)の中古部品はヤフオクで多く出品されており、 フロントフォーク・ホイールも比較的安価?で手に入ることと、 ZZ-R1100(C)の純正部品をできる限り使用することで 部品の加工を最低限に抑えたり、ステムキットを作成・購入する必要がない などのメリットがあるようです。 尚、フォークを交換する以上ZX-10用に取付加工されたキャリパー・サポートやホイールは そのままでは取付不可となります。
準備するもの ZZ-R1100C型純正フロントフォーク 三又・トップブリッジ・ハンドル ホイール・カラー・アクスルシャフト・メーターギヤ キャリパー・ローター フェンダー 等 ※ ZZ-R1100(C)のフロント周り流用を紹介しておりますが、流用できる車種の一例として紹介するもので ZZ-R1100(C)が最も簡単に流用できたり、安価で流用できるということではありません。 |
ZX-10 純正フロントフォーク インナーチューブ径 41φ プリロード・減衰圧等の調整ができない |
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ZX-10 純正ハンドル周り フォークトップの上にマウントされるセパレートハンドル |
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ZX-10にZZ-R1100(C)純正フロント周りを 流用して取付 見た感じなんの違和感もなく、単にホイールのみ 流用したかのように見えます・・・ これもZX-10オーナーにしか分からないカスタム? |
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フォーク以後のホイール・ローター・キャリパー ・フェンダーはZZ-R1100(C)を使用 フェンダーは前後で分割式となる キャリパーは対向4POT ホイールはZX-10と同一サイズの3.5×17 |
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流用には、ZZ-R1100(C)用アンダーブラケット(三又)の ステムシャフトをZX-10に合わせたものに 打ち換える必要があります。 |
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ステムシャフトは圧入されており専用工具がないと 打ち換えは無理みたいです。 また、ステムシャフトの作成・加工も工作機械がなければ できないので、業者さんに依頼して現物合わせで ワンオフ作成してもらうしかないようです・・・ ※ 写真はZX-10純正の三又・ステムシャフト ※ ZX-10用アンダーブラケット・トップブリッジはフォーク径の 違いにより使用できません。 |
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下部ステムベアリング品番・寸法 ZX-10用 HR320/28XJ 内径28mm 外径52mm 高さ16mm ZZ-R1100(C)用 32006 内径30mm 外径55mm 高さ17mm |
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上部ステムベアリング品番・寸法 ZX-10用 HI-CAP32005JR-1 内径25mm 外径47mm 高さ15mm ZZ-R1100(C)用 HR320 内径28mm 外径52mm 高さ16mm ベアリング寸法の違いから、ボルトオンでの取付が できないことが分かります。 |
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トップブリッジ・ハンドルもZZ-R1100(C)を使用 アップハンドル化する場合はZZ−R1100C用 トップブリッジが必要となります。 |
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ZZ-R1100(C)フォーク調整部 伸び側減衰圧とプリロードの調整が可能 |
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フォークがZZ-R1100(C)である以上キャリパーなどの カスタムパーツはZZ-R1100(C)用を 使用することになります。 |
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