フロントホイールの交換
  
   ZZ‐R400(ZX400-K)用フロントホイールの流用

       

  ZX‐10のフロントホイールは、今時のバイクと違いブレーキローターの内側にインナーローターがなく

 ホイール自体にアウターローターを直接取り付けるタイプですが

 性能はともかく見た目が今ひとつとか見た目が重そうなんで、なんとかしたいパーツの一つではないかと思います。

 とはいえ、あれがZX‐10独自のデザインだとか最近のBMWやBuellも同様の方式のモデルもあるなど

 最終的には、好みの問題かと・・・

  最も手軽に交換するには、ZZ‐400用(K)のフロントホイールを流用するのが簡単で、完全ボルトオンです。
 
 尚且つホイールサイズも全く同じなので既存のタイヤを組替えれば、そのまま使用することができます。

 (ZZ-R400用Fタイヤは120-60-17に対しZX‐10用Fタイヤは120-70-17と扁平率・外径が違います)

  ただし、ZZ‐R400(K)の新車は現在では生産しておらず、解体車から取り外した中古品を探さなければならない為

 年式が年式なんで、程度の悪い(見た目の悪い)ものが少なくありません。

 また(K)用ホイールは他のカワサキ車(ゼファー・ニンジャ)にも流用可能な為競争相手が多く、某オークションに

 出品されても程度の割に非常に高値(2万円前後?)で取引されているのが現状です。

  購入する際は、ブレーキローター・カラーなどがセットになっているもの

 また塗装の痛んでないもの(白い粉を吹いていない物)・ベアリングやシールの痛んでないものをお勧めします。

  交換作業は簡単ですが、タイヤの入れ替え作業をバイク屋に依頼する必要がある為

 同時に交換作業を依頼すればタイヤの交換工賃だけで作業してもらえるのではないかと思います。

 

準備するもの

  ZZ‐R400(K) フロントホイール 1990〜1992年製造 
    ※ZZ-R400(N)1993年〜 はボルトオンでの取り付けはできません。

  ZZ-R400(K) ブレーキローター 左右2枚 
    ※GPZ900R(A7以降)ローターも流用できるようですが、確認の上購入してください。

  ZZ-R400(K) フロントホイール用カラー *1ヶ

  スタンド・工具・グリースなど

 
 六角レンチで、メーターギヤ側のシャフトを固定する

 アクスルクランプボルト2本を緩めます
 
 (向かって右側のみ)

 
 
 アクスルシャフトのナット(メーターギヤ側)を少し緩めておく

 ・六角レンチ(12mm)

   メーターのワイヤーも外した方が作業がしやすいと思います。

    外さなくても作業はできますが

 作業をするにはフロント部を浮かせる必要があるのですが、

 専用のスタンドがない為、今回は自動車用車載工具の

 パンタグラフジャッキを使用しました。

 ※ センタースタンド装着車以外にはお勧めしません。

 但し、あまり安定性が良くない為安全面には注意しましょう。

   オイルパンの写真の部分にジャッキを当て、前輪が多少上がるまで

   上げていきます。

 ジャッキアップの際は、ジャッキ・後輪・センタースタンドの両足の

 4点が、地面に確実に接地していることを確認しましょう。

 上げ過ぎは、転倒の恐れがあるので注意しましょう。

 

 左右のブレーキキャリパーを取り外す
   (外さなくても交換はできるかも)

   メーター側のアクスルシャフトのナットを完全に緩める

   向かって左側のフォークにあるアクスルシャフトを固定する

   アクスルクランプボルト2本を緩め、

   アクスルシャフトを抜き取りホイールを外します。



 専用のスタンド等がなく、前輪を充分な高さまで上げることが

 できない場合は、フェンダーを取り外す必要があります。

 ZZ-R用のカラー(左)とZX−10用のカラー(右)です。

 当然ZZ-R用を使います。

   ZX-10用カラー  約 31mm

   ZZ-R400(K)用カラー  約 19.5mm                

 ZX−10用とZZ-R用のアクスルシャフトです。

 アクスルシャフトは共通なので、程度の良い方を使います。

 組み立て時には、グリスを塗ります。

 取り外したのと逆の手順で組み立てます。

 各ボルトの締め付けトルク 
    
    アクスルシャフト用ナット・・・88N-m(9.0kg-m)

    アクスルクランプボルト ・・・21N-m(2.1kg-m)

    キャリパー固定ボルト  ・・・34N-m(3.5kg-m)

   スピードメーターギアの回転部にもグリスを塗ります。

   各ボルトの閉め忘れがないよう点検しましょう。

   またホイールを空転させてみて、異音や振れがないことを

   確認しましょう。

 今回は、ZZ-R用のホイールに付いていたタイヤは使わずに、

 ZX−10のタイヤを入れ替えて使用するので、両方のホイールを

 バイク屋さんに持って行き、入れ替え・バランス取りの後に

 装着しました


  ZX−10 純正ホイール+既存のタイヤ

   約 13.2Kg

  ZZ−R400用ホイール+既存のタイヤ

   約 12.6kg(バランスウエイト含む)

 
 交換により、約600〜700gのバネ下軽量化に!

 ちなみにZZ-R用ローターは黒色です。
 Before(交換前)
 After(交換後)

  見た目は普通のバイクと同じ・・・。(汗

  ZX-10乗りにしか分からないカスタム・・・

  でもこれでようやく純正以外のローターを装着できるように

  なったので、今時のウェーブ形状ローターも取り付け可能です。




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