スパークプラグの交換


  エンジン内で一分間に数千回もの点火をしているスパークプラグは、電極が徐々に磨耗し

 四輪では20000km・二輪では5000km(一般プラグ)ごとに定期的に交換する必要があります。

 エンジンが不調な際は、まず外してみて焼け具合を見たり電極の消耗を確認することをオススメします。
 
 交換作業は、燃料タンクを外し車載工具の専用プレグレンチを使えばそれ程難しくはないのですが、

 エンジンに直接取付ける部品だけに、作業を誤ると大変な出費になるようなので慎重に行いましょう。

    

  ZX‐10用主要プラグメーカー品番

 メーカー  一般プラグ  イリジウム  レーシング・他
  デンソー  U27ESR-N  IU27  IU01-□※1
  NGK  CR9E  CR9EIX    -
  Split Fire  SF-430B  TP-430B    -
  NOLOGY     トルクマスター T0R90※2
  ※1 □内は熱価 24・27・31・34から選択   ※2 トルクマスターはホットワイヤー(プラグコード)と併用  

  
 用意するもの

   スパークプラグ 4本

   プラグレンチ(車載工具)

 跨った状態で、左から@,A,B,C番と

 なっております。

  プラグを交換する前に、ヘッド周りの小石・ゴミ等を

  取り除き、エンジン内への進入を防ぎます。
  プラグキャップを手で持って引き抜く

   プラグコードを引っ張ると断線する恐れがあります。
 
 プラグレンチを用意

  サビまたは汚れを取り除いてから使用しましょう。

  ※ 写真の工具はZX-10の純正品ではありません。
 プラグレンチでプラグを緩める
 
 外したプラグは何番のエンジンに使っていたか

 分かるようにしておきましょう。

 また焼け具合を確認し、くすぶり(かぶりぎみ)や

 焼けすぎなどプラグ選択の目安にします。
 2番のプラグだけがカブってます。

 2000kmほどしか走ってないのですが・・・。

 
キャブレター又は電気系統が原因と思われますが、

 現在調査中です (汗)
 取り付ける際に、ネジ山に耐熱グリスを塗ると

 次回の取外し作業が楽になります。

  ※グリスやネジ潤滑を塗布して取り付けた場合推奨トルク

   ・角度で締めると、締め過ぎになる場合があります。


 また今回はターミナルに接点回復剤(向上剤)

 を塗布し、プラグコードとの導通効果を高めて

 電気的ロスを低減?させます。

 効果があるかどうかは???です。
 新しいプラグをプラグレンチにセットし、

 プラグホールに挿入後、手で回しねじ込む。

 指の力で軽く回るようなら真っ直ぐ入っているので

 そのまま止まるまでねじ込み、その後規定のトルクで

 締め付ける。

 締め付けトルク・回転角は、各メーカーの説明書参照

 ※新品取付時と再取付時で締め付けトルク・角度が

  異なります。
 プラグコードを元の位置に差込み、作業終了




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