ZZ-R1100(D)用リヤホイール流用  その4            


                  加 工 ・ 取 付  編


 チェーンラインを合わせる

  方法1 ドライブスプロケのオフセットを変更


 チェーンラインがズレるのをオフセット量の違う

 ドライブスプロケットに交換することでラインを

 合わせます。

  スプロケを交換するだけで、チェーンラインに関しての加工が

  必要なくなりますが、フレームとのクリアランスやチェーンカバーの

  取り付けに関して少々問題があります。


 
 写真はノーマルスプロケ
 ドリブンスプロケットが6mm外側に移行する為

 ZX-10用530コンバートスプロケより

 5oオフセットされている

 ZZR1100C用純正または市販品のスプロケを

 使用します。

  ※1oの差ができます。

  ※ZZR1100C用は純正で530サイズです。


 ZZ-R1100(C)用ドライブスプロケを装着

  ドライブスプロケの交換はスプロケの交換を参照 

 前後スプロケで1oの差がありますが、その差を

 許容範囲とするか、ホイールのセンターを1oずらして

 チェーンラインを合わせる方法もあります。
 5oオフセットしたスプロケを使用した場合

 チェーンカバーの内側写真の防音装置 に接触する場合

 または恐れがあります。

  実際にどれほどの隙間が確保できているのか確認してません。
 金属板とスポンジを除去します。
 チェーンラインが5oズレる為フレームとチェーンとの

 クリアランスが2o程度(チェーンの銘柄により異なります)

 となります。

 ※ チェーンカバーの撤去または加工が必要です。

 チェーンラインを合わせる

  方法2 ハブを加工


 
 スプロケ取付面が6o外側へオフセットされるのを

 ハブのスプロケ取付面を加工することで、スプロケを

 ZX-10のノーマル位置と同じ位置に合わせます。

  ハブを加工することでの強度の問題や加工費用などの

  問題ががありますが、純正と同一チェーンラインとなり、

  フレームとのクリアランスや純正チェーンカバーの使用

  などのメリットもある。 

 加工には、スプロケ取付面を直接加工する方法と

 ハブの裏側とスリーブを加工する方法がありますが、

 それらの加工は強度の問題もありますので

 経験豊富なショップの判断にお任せした方が良いかも。

 ハブ加工のみを請け負うショップさんもあるようです。


  トウジエンジニアリング HPで料金等を表示されてます。

   実際に加工を依頼または確認した訳ではありませんので

   詳細は不明です。
 
 スプロケ取付面を加工する方法は、スタッドボルトを

 取外しスプロケ取付面を6o削り込みます。

 加工には、フライス旋盤(歯が回転して切削する旋盤)を用い

 素人にできる加工ではないようです。

 金属加工業者に飛び込みで依頼すると、図面や

 具体的な精度などを求められたり、小量の注文を

 面倒がられたりするかも??


 ホイールセンター・チェーンラインが合ったところで各パーツを組み仕上げます。

 スイングアームとスタッドボルトのクリアランスが充分

 確保できない場合はスタッドボルトを1山削ります。
 ZZ-R1100(D)用キャリパーを装着します。
 トルクロッドとタイヤの接触がないかを確認します。

 必要に応じてトルクロッドを削る必要があるかも
 センタースタンドを掛け、タイヤを空転させてみて

 タイヤとスイングアームの接触がないか、

 ブレーキの効き具合なども確認します。

 完成

  実際に走行してみて必要に応じ車高の調整や各部の調整を行います。

  
  ZZ-R1100(D)ホイールを使用し17インチ化したことでバランス崩れたり、ハンドリングに影響することが

  懸念されましたが、通常の走行に関してあまり影響ないように感じました。←個人の感覚です。

  ただ、幅広になったタイヤ形状(クラウン率)の違いにより、クイックさは若干重くなったように思います。

  その辺は乗り手の感覚なんでしょうけど、17インチ化した以上慣れるしかないですね。

 



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