ZZ-R1100(D)用リヤホイール流用  その3            


              加 工 ・ 取 付  編

 これより取付です。

  まずは既設のホイールを外します。

  スプロケット参照 
 スプロケ側のカラーL=20.5とエキセンです。

 エキセンはスイングアームとほぼ同一幅で加工出来ない為

 写真右のカラーを旋盤などでカットします。

 他車種から短い寸法のカラーを流用すれば加工は

 不要かも?

  ※ シャフト径20φの車両 下記車両の取付に関しては確認してません。
 
       ZX-9R(C1・C2) L=18

       ZRX1100 L=17 
 
 3oカットしたカラーを使用します。
 ブレーキ側カラーとエキセン

 ブレーキキャリパーとローターの位置関係がある為

 カラーとホルダーカラーは加工できませんので、

 エキセントリックカラーの内側を5oカットします。

 
  ZZ-R1100(D)純正カラーL=23o

      〃    ホルダーカラーL=35o
 ZX-10純正エキセンを加工して使用するか、

 他車種で5mm短い寸法のエキセンがあれば

 そちらを流用する手もありますが・・・ 現在のところ不明

 ※ 同じシャフト径の車種
 仮組してエキセンのはみ出しやスイングアームなどとの

 接触がないかを確認します。
 ホイールのセンターを合わると

 ホイールのスプロケット取付面が6oずれる為

 チェーンラインが斜めになります。

 このままではスプロケが編磨耗したり、最悪の場合

 チェーンが外れたりする恐れがありますので、

 前後のスプロケを同一ライン上としチェーンラインを

 合わせる必要があります。

  ◆ 部品の交換のみでチェーンラインを合わせるには

    次項ドライブスプロケの変更を参照

  ◆ 純正のホイールと同じ位置にチェーンラインを

    合わせるには、次項のハブの加工を参照
 ホイールを装着する前に付帯パーツを交換します


  キャリパーの変更に合わせトルクロッドの変更

   ステップを外します。

 
 Rピンを外します。
 ボルトを緩めて純正トルクロッドを外します。
 写真上 ZX-10純正

    下 ZZ-R1100(D)純正
 ボルトの穴で長さが約3cm程差があります。

  キャリパーとブラケットのトルクロッド取付位置の違いから

  長さとキャリパー取付位置の幅が違います。
 装着するタイヤの幅によりトルクロッドとタイヤが

 接触する場合はトルクロッドを加工します。
 チェーンカバーの撤去

  流用方法によりチェーンラインが6mm程度外側になり、

  チェーンとカバーが接触したり、タイヤが幅広になることで

  タイヤとチェーンカバーとが接触したりする場合は

  チェーンカバーを外すか、対応品のチェーンカバーと

  交換する必要があります。

   ステップを外します。
 各ボルトを緩めて外します。


  タイヤとの接触する場合はチェーンカバーの内側を

  カットすることで接触を防ぐことが出来ます。
 チェーンカバーは外したままだと車検に通らない?

 最近は無くても車検に通る?

 あった方が安全だし、チェーンオイルが飛び散らないけど・・・


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