ZZ-R1100(D)用リヤホイール流用  その2            


                   採 寸 ・ 取 付 検 討 編


 各寸法を測ります。

  あいにく大きなノギスがないので一部スケールを使用しました。

  採寸した寸法は個体差等もありますので参考程度にしてください。
 
ZZ-R1100(D)用純正ホイール

 ホイールセンターから ローター取付面 ・・・ 81.5o

      〃       ローター側ベアリング面 ・・・72.5o

      〃       スプロケ取付面 ・・・ 110.5o

      〃       スプロケ側ベアリング面 ・・・ 117.5o


  ※ ホイールセンターはホイールのリム幅を2で割った数字をセンターとして計算しております。


ZX-10用純正ホイール

 ホイールセンターから ローター取付面 ・・・ 76.5o

      〃       ローター側ベアリング面 ・・・67.5o

      〃       スプロケ取付面 ・・・ 104.5o

      〃       スプロケ側ベアリング面 ・・・ 114.5o


※ ホイールセンターはホイールのリム幅を2で割った数字をセンターとして計算しております。


  ZX-10とZZ-R1100D用ホイールを流用する為に比較した結果 ※ホイールのセンターを同じ位置に合わせたとして

                    
  ZX-10 ZZ-R1100(D)  
 ブレーキローター取付位置の違い 76.5o 81.5o +5o
 ローター側ベアリング位置の違い 67.5o 72.5o +5o
 スプロケ側ベアリング位置の違い 114.5o 117.5o +3o
 スプロケ取付面の違い 104.5o 110.5o +6o

 
  ホイールをセンターに合わせて各部を組んでいくと下記の様になります。

 ZX-10用ノーマルカラーをそのまま使うと
 スプロケ側のエキセンが約3o外に出ます。

 実際にはスイングアームとカラーが接触して付きません。
 ハブのスプロケ取付位置の違いからドリブンスプロケも

 6o外にずれ、チェーンラインが斜めになります。
 ローター側はエキセンが5o外に出ます。
 ローター取付位置の違いはZZ-R1100(D)用の

 ブレーキ周りを流用することで解決

 ※ ブレーキ周りを流用しますが、そのカラー類はZX-10と

    同一寸法です。

 
 左右のエキセンが外にはみ出したりチェーンラインがズレるなど、このままでは問題があり取付できません。

                                 No.3へ続く




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