シリンダヘッドガスケットの交換


  ガスケット抜けは、シリンダとヘッドの間に隙間が発生しエンジンオイルに冷却水が混入したり、

 マフラーから白煙が出るなどの症状となる。主な原因はオーバーヒートによりエンジンが異常な高温となり、

 シリンダやヘッドが歪んだ為という理由が一般的?なようです。

  ※ 上記のような症状はガスケット抜け以外の原因でも同様の症状が出ることがあります。
     
  当レポートはヘッドガスケット抜けになってしまったZX-10の修理をした方から、

 その作業工程と写真を送って頂きましたので、その内容を公開します。

 尚、非常に詳しいレポートを作成して頂いたのに、誠にせんえつながら一部内容を

 サービスマニュアル等を参考に付け足しております。

  私自信エンジンを開けたこともないし、エンジンに手を出せない(出さない)為

 エンジン内部のことをここで公開することは“ない”と考えていたので

 レポートを作成して頂いたW氏にはこの場を借りてお礼申し上げます。


 
  必要な工具

   トルクレンチ 他


 まずはエンジンオイル・クーラントを抜き、

 外装・キャブレター・エキゾースト・ラジエター

 ・オイルクーラー・コイル・プラグ・

 冷却水のホース等を外します。

 ヘッドカバーを外します

 写真は外した状態

 シリンダーヘッドカバーボルト 6本を緩める。
 次にクランク部のサイド(ポイント)カバーを

 外します。
 メガネレンチやボックスをかけ、反時計回りに

 クランクを回転させ、1番シリンダーを

 圧縮上死点に合わせます

 @ タイミングマーク

 A TDCマーク 1・4番ピストン


 写真をみると1.4Tとなっているので1番と4番は

 同時点火? 点火順序は1-2-4-3か1-3-4-2の

 どちらかでしょうが排気上死点の時も

 点火してるかも
 カムギアとチェーンに合いマークを入れます。

  EX側
 
 IN側

 確実に元の位置に戻せるように印を付けます。
 カムチェーンテンショナーを外します。

  @のボルトを外しスプリングを抜き取る。

  Aのボルト2本を外し、テンショナーを取り外す。

 
 チェーンテンショナーを外した状態で

 クランクシャフトを回さないこと
 カムキャップボルトを少しずつ順番に緩めて

 カムシャフトを外します。 
 カムシャフトを外したら(チェーンより外側の

 一番左のキャップはフレームが邪魔して

 奥のボルトが外せないのでヘッドごと外します)

 チェーンが落ちないように針金等で

 吊っておきます。

 
 シリンダーヘッドボルトを順序通り少しずつ

 緩めます。
一気に変な順番で外すとヘッドが

 歪む恐れがあります。
 ボルトを外したらプラハンでコツコツ叩きながら

 固着を取りシリンダーヘッドを降ろします。

  降ろしたヘッド  
 どの部品がどこに付いていたのか分からなく

 ならないようにしておきましょう。

 各部品は元付いていた場所に取付けます。
 ヘッドを降ろしたらスカスカになりました
 ヘッドガスケットが残っているシリンダ
  できればストレートエッジとシックネスゲージを

 用いてシリンダーとヘッドにゆがみが無いか

 確認したほうがいいです。

 (今回はストレートエッジが無いので

 確認はしてません)

 
 順番が後先になりましたが、ヘッドを降ろすときは

 写真手前のように、オイルホース(ヘッドの右側)を

 切り離します。
 

 
  No.2へ続く




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